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「ほえ?悪質なのは何となく分かるのじゃが、特定商取引法に違反する不正請求に加えて悪質な行為があったりするのかの?」
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「あるの。まずね、『スパイウェアを保存したかに見せかけるアニメ』『PC情報を読み取ったかに見せかけるアニメ』『あなたのIPアドレス』等の表示かな。」 |
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「それじゃ!それがあったから、予は何か非常に不安になってしまったのじゃ。」 |
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「でしょ。まともな契約申込関係においては、そんなモノを表示させて不安を煽る必要性なんかまったくないもの。はっきり言って民事上の不法行為責任は免れないでしょうね。」 |
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「そうじゃ。そうじゃ。たしか、ニュースでもあったような気がするのじゃが・・・」 |
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「うん。弁護士さんが訴えた事例ね。30万円と不法行為時からの法定利息分の支払い命令判決(東京地裁、確定)。判決文を読んだ限りでは、あの手口自体を不法行為だと認めたようなものだから、慰謝料を分捕ろうと思えば分捕れるでしょうね。」 |
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「ふーん。でも、どうして他の人はしないのじゃ?」 |
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「んー。あのね、訴訟を起こそうとした場合、原則として訴える相手の氏名とか住所とかが分からないといけないの。」 |
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「ふむ。それはどこかで聞いたことがある気がするのじゃ。」 |
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「特商法違反の不正請求だって言ったページでは、特商法第11条の運営元を表記するサイトは約100%存在しないって説明したわよね?」 |
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「うむ。聞いたのじゃ。」 |
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「だから、実際にワンクリ業者を訴えるのは険しい道が待ってたりするのね。」 |
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「ほえ?じゃあ、さっきの弁護士さんとやらはどうやって訴えたのじゃ?」 |
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「えーと、たしか振込め先指定の銀行口座仮差押えから訴訟へ突入だったかな。」 |
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「ふむ。じゃあ、みんなそれをやればいいんじゃないのかの?」 |
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「ただね、あの事例はね、ワンクリ業者が本人の銀行口座を使ってる場合だったから有効だったの。多くの場合は売買された銀行口座が使われたりしているから、ちょっと難しいかもね。」 |
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「ふーん。」 |
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「まぁ、言いたいのは『逆に数十万円規模の慰謝料を分捕れるくらいの不正請求だから、気にしなくていいのよ〜』ってことになるのかな。」 |
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「うむ。分かったのじゃ。予は半べそじゃったのじゃが、安心してきたのじゃ。」 |
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こぐまねこ帝国の大構想企画、ついに発動。(・∀・)!
→ 不正請求サイト運営業者名簿
返金請求や慰謝料請求を本気で検討されている方に朗報なのだ!( ̄□ ̄;)! |