こぐまねこ帝国消費者センター
 >> ワンクリック詐欺解説+対処法
└ 基本的な対処法
おやぶん大蔵大臣担当大臣したっぱ 住民住民住民住民住民
 ★

 ワンクリ基本的な対応策



おやぶん 「ぐすん。ワンクリックで不当請求をされている予はとりあえずどうしたら良いのじゃ?怖いのじゃ。不安なのじゃ。えーん、えーん。」
○ 「あー、もう泣かないの。とりあえず、『慌てないで落ち着くこと。』これが一番大事かな。」
△ 「だって、だってじゃな、『IPアドレス/リモートホスト』とか『弊社顧問弁護士』とかいろいろと書いてあったのじゃ。しかも3日以内とか書いてあったのじゃ。うぇ〜ん。」
○ 「そこらへんも後で説明するんだけど、とりあえず落ち着きなさいって。慌てなければ大丈夫なのがワンクリック料金請求なの。」
△ 「うーむ。でも、予は気が動転してるから無理なのじゃ。」
○ 「無理じゃないでしょ。とりあえず落ち着きなさいってば。あのね、はしょって結論を書けばこんな感じになるかな。」
■1 そもそもが、下記の理由等による明らかな不正請求なので、まともに相手にする必要性がない。
 a.最初の画像クリックが契約申込みとなることを明示していない(特定商取引法第14条違反)。
 b.請求運営元(正確な会社名、番地・部屋番号までの住所等)の記載がない(特定商取引法第11条違反)。
 c.「規約に同意」と「契約申込」は別物。
 d.IPアドレスやリモートホスト、情報読み取りアニメなどを表示させる、勤務先や自宅へ取りたてに行くなどの表記は恐喝まがいの悪質行為。(逆に慰謝料請求しても良いくらい。慰謝料30万円を分捕った 不良 弁護士がいるくらいです。)


■2 IPアドレス等の情報は普通の公開情報である。また、同一のIPを多人数で共有して使っており、個人を特定できるのはプロバイダだけである。
■3 電気通信事業法によって、「通信の秘密」を侵す行為は処罰対象となっている。(プロバイダの場合、最大で懲役3年。)
■4 なので、原則としてプロバイダは「通信の秘密」を外部に出さない。外部に出す場合には、違法性が阻却されるなどしなければならない。


■5 ここで、ワンクリサイト側が何と言ってこようが、裁判所の関与なしに支払を強制されることはない。
■6 民事訴訟(少額訴訟含む)を提起する場合、訴える相手の住所と氏名が分からなければ裁判所が門前払いする。


■7 4と6の組み合せにより、そもそもまず訴訟に至ることがない。仮に至ったとしても、明らかな不正請求だからまず負けない。結局のところ、ネットの不正請求は無視していれば大丈夫って話になる。


■8 4の違法性阻却と関連法規による照会請求
a.プロバイダ責任制限法による開示請求
→ ワンクリサイトへアクセスしたという行為は、「情報の流通」によるものではないので法律の守備範囲外。

b.刑事訴訟法第197条2項に基づく捜査機関からの照会
→ 「料金請求/不払い」は民事トラブルであり、警察は民事不介入。これも守備範囲外。いや、そもそも不正請求業者が警察へ届けるという発想自体が被害誇大妄想。

c.弁護士法第23条の2に基づく弁護士照会
→ プロバイダはプロバイダ責任制限法に従って行動することが多い。ただし、運営元さえ明らかにしない不正請求業者が、1円の回収の見込みのない不正請求に関して、わざわざ弁護士を雇うという発想自体が被害誇大妄想。
△ 「およ?そうなのかの?」
○ 「だから、不安にさえ負けずに、こんな感じで徹底無視しておけば問題ないのよ。」
■ お金は絶対に振り込まない   → 万が一振込んでしまったら速攻で銀行と警察の両方へ連絡。
■ サイトにもアクセスしない   → 不当請求をマトモに相手にする必要なし。
■ 相手にメールで連絡を入れない → 仮にメールを入れても所詮はメール。受信拒否で何とでもなる。
■ 相手に電話で連絡を入れない  → 着信拒否等で対処。仮に電話を入れてしまっても所詮は電話。
■ 相手からの連絡も相手にしない → 不当請求をマトモに相手にする必要なし。

■ 万が一郵送で督促状等が届いた → まず最寄の消費者センターに相談。
△ 「でもじゃな、予はまだ不安なのじゃ・・・」
○ 「うーん。じゃあね、こんなのを見てみてよ。もしも、余裕があったらアンケートに参加してみてね。」
□ こぐまねこ帝国製ワンクリック詐欺系サイト リストで検索してみて安心を得る。
□ こぐまねこ帝国製ワンクリック不当請求アンケート調査の結果を見てみる。
△ 「うー、予の行ったサイトはデータベースに載ってなかったのじゃ・・・・」
○ 「載ってたら安心できたのかもしれないわね。ただ、行政機関が認知しているサイトよりも実在する不当請求サイトの方が多いからね。載ってなくてもそんなに心配しなくて良いよ。」
△ 「そうなのかの?」
○ 「えーとね、ワンクリックサイト体験版で用意した類型なら不当請求よ。サイト名よりも手口で判断して欲しいな。」
△ 「うむ。えーと、たしか、予が行ったサイトと似たのがあったのじゃ。」
○ 「でしょ?手口が同じだったら不当請求よ。相手に連絡を入れない限り、何も起こらないわ。」
△ 「ふーむ。予は少しだけ落ち着いて来たのじゃ。ふーーー。なのじゃ。」
○ 「ま、基本は『無視。こちらは動かない。相手からアクションがなければ当面の問題はないということ。相手からのアクションがあればそれに応じて行動する』って感じね。次のページから個別的な対応策を教えるわね。」
△ 「よろしくなのじゃ。」
こぐまねこ帝国消費者センター

ワンクリック詐欺 解説と対処法
■手口紹介
├ 1.いわゆるワンクリック詐欺系とは
├ 2.ワンクリック料金請求サイト比較体験版
├ 3.個人情報取得中の解説
├ 4.登録完了画面の解説
│ └ネット上での公開個人情報(抄)
■対処法
├ 5.基本的な対応策(無視)
├ 6.無視してはいけない例外
├ 7.不正請求メール対処法
├ 8.不正請求電話対処法
├ 9.不正請求ハガキ・封書対処法
├10.会社PCからアクセスした場合
├11.中高生等の18歳未満者の場合
├12.中高生等の18歳未満者の場合2
│ └掲示板:【勇者】親に言ってみた【無謀】
├13.お金を振込んでしまった場合の対処法
├14.お金を送金してしまった場合の対処法
├15.被害届けの書き方これがポイント!
├16.請求画面が消えない場合の対処法

├**.究極的な対処法
■法律の規定
├17.特定商取引法違反の不正請求
├18.民事上の不法行為(慰謝料等)
├19.利用規約の法的拘束力
├20.電子消費者契約法第3条による特例
├21.その他の法律規定など
├22.電子消費者契約法に基いた請求?
■個人情報
├23.不正請求サイトが把握できる個人情報
├24.プロバイダと電気通信事業法
├25.プロバイダ責任制限法に基く開示請求
├26.プロバイダ経由の請求はありえない
├27.普通のサイト!?
■撲滅編
├28.銀行口座をぶっ潰す!
├29.クレジット決済をぶっ潰す!
├30.架空不当請求の烙印を押させる!
├31.風営法届出と条例に基づく開示請求
├32.反:ワンクリック詐欺って詐欺?
├33.反:ワンクリック包囲網
├34.反:適切な通報先【まとめ】
├35.反:ワンクリサイト規制法を作ろう
├36.反:<a>タグ登録サイトは検挙せよ!
├37.反:虚偽アニメ表示サイトは検挙せよ!
■その他
├38.ワンクリック詐欺系サイトリスト
├39.某サイト運営者情報
├40.ワンクリ請求に関するアンケート調査
├41.情報交換・相談用掲示板。お気軽に。
│ ├ 銀行口座晒し専用板
│ └ ワンクリ詐欺サイト DB
├42.ワンクリック詐欺用語集

├43.上級者向け:ワンクリ撲滅大作戦

■応用編
└44.ボイス版ワンクリック詐欺対処法
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こぐまねこ帝国管理人より。

特に小中学生・高校生、未成年者の方へ。
基本的に「無視」が鉄則です。不当請求業者にメールを出すこと
も控えた方が良い訳ですが、メールを出してしまったたとしても
所詮はメールですので、さほど心配する必要はありません。


ただし、下記の行為は控えましょう。
■ 学生証や身分証のコピー等を送るという行為
■ お金を振込むという行為
└特に、親の財布から勝手に取って払うのはご法度。そういう
子はこぐまねこ帝国からの国外退去を命じます。

掲示板(BBS)とか親に言ってみたスレッドとかあるのじゃ。」


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