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 ワンクリサイト規制法を作ろう



皇帝閣下 「ワンクリック不正請求に詐欺罪の適用がまずないのは何となく分かったのじゃ。でも、それじゃと野放しではないか!?」
○ 「ああ、そうだな。野放しになっているのが現状だ。しかも、野放しの根底にあるのが『悪質だが取締る有効な法律がない』のだから、ホントにマジに対策を考えなおさないといけないだろうな。」
皇帝閣下 「ううう。でも、ワンクリック不正請求は詐欺的で極めて悪質じゃと思うのじゃ。何で取り締まる有効な法律がないのじゃ!?」
○ 「うーん。ワンクリの根の深いところなんだが、現時点ではホントに取り締まる有効な法律がないんだ。」
■ 詐欺罪 → 原則として適用が困難
■ 特定商取引法違反による行政処分 → 1クリックで92万円余りを請求しても『改善指示』しか出せない

(※民事上の支払義務はないが、取り締まる有効な法律がない。)
△ 「でも、でも、悪質極まりない行為じゃぞ。ワンクリってのは。」
○ 「もちろんそうだ。悪質極まりない行為だ。だけどな、経済産業省も警察も行政機関である以上は、悪質だという理由だけで法律で定められた範囲を超えることはできないんだ。」
△ 「どうしてじゃ?」
○ 「どうしてって言われても回答に困るんだが、とにかく行政機関ってのは法律の枠内を飛び出すことはできないんだ。で、現在の法律では『ワンクリック不正請求 = さほど悪い行為ではない』って位置付けられてしまっているんだ。」
△ 「えー、予は納得できないのじゃ。」
○ 「もちろん、オイラだって納得したくないさ。でもだな、社会的には『ワンクリック不正請求 = 悪いこと。詐欺と変わらない』、法律的には『さほど悪い行為ではない』っていう温度差が生じているのが現実なんだ。」
△ 「えー、じゃあ、ワンクリ業者はやりたい放題なのかなのじゃ?予は納得いかないのじゃ。」
○ 「まあ、そこでだ。現行の法律で有効な取り締まりができないのなら、新しく法律を作っちまえと。」
△ 「およ?そんなことが可能なのかの?」
○ 「そりゃ、法律は人が作ったものだからな。国会で法律は作られるとか習わなかったか?三権分立とか?」
△ 「えーと、えーと、聞いたことがある気もするのじゃ。」
○ 「はぁ。それくらいは基本だから覚えていてくれよ。それでだな、まぁ、こぐまねこ帝国で通称ワンクリサイト規制法の原案を起草してみたんだ。」
△ 「およ!それはスゴイのじゃ。見せて欲しいのじゃ。」
○ 「ふっ。これだぜ。」
平成18年4月25日 こぐまねこ帝国

ウェブサイトにおける不正請求の防止に関する法律(ワンクリサイト規制法)起草案


【目的】
第1条この法律は、ウェブサイトにおける不正請求(いわゆるワンクリック詐欺)の被害の甚大さにかんがみ、不正請求サイトの開設及び運営に対し罰則を設けることにより、さらに、国及び地方公共団体並びにインターネットサービスプロバイダ(以下、ISPという)の責務を定めることによって不正請求サイトを根絶し、もって国民生活の安全を確保することをその目的とする。

【定義】
第2条 不正請求とは特定商取引に関する法律(以下、特商法という)第14条顧客の意に反して契約の申込みをさせようとする行為の禁止に抵触する不正な料金請求を行うものをいう。
2 不正請求サイトとは、前項の不正請求を行い、かつ、特商法第11条の広告表示義務規定を満たしていないウェブサイトをいう。真実でない運営者情報を記載している場合は、特商法第11条の規定を満たしていないものとみなす。
3 特定不正請求サイトとは、不正請求サイトのうち、請求の相手となる者のIPアドレス又はリモートホストあるいはユーザーエージェント値を表示して不正請求を行うウェブサイトをいう。

【国及び地方公共団体の責務】
第3条 国及び地方公共団体は、不正請求の防止に関する調査及び啓蒙活動を行うように努めなければならない。

【ISPの責務】
第4条 ISPは不正請求サイトとの契約解除に努めるものとする。

【罰則】
第5条 業として不正請求サイトを開設し、又はこれを運営した者は、2年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
2 業として特定不正請求サイトを開設し、又はこれを運営した者は、5年以下の懲役又は300万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。

【両罰規定】
第6条 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の従業者が、その法人又は人の業務に関し、次の各号に掲げる規定の違反行為をしたときは、行為者を罰するほか、その法人に対して当該各号で定める罰金刑を、その人に対して各本条の刑を科する。
一 第5条 500万円以下の罰金
二 第5条第2項 1000万円以下の罰金


(c)こぐまねこ帝国
転載の際は「(c)こぐまねこ帝国」等の表記を行うこと。
△ 「おおー。スゴイのじゃ。で、これはいつから始まるのじゃ?」
○ 「え?いや、これはあくまでもこぐまねこ帝国で起草案を作っただけだから、法律として現実化するには非常に遠い道のりが待ってるだろうな。まぁ、マスコミが『ワンクリ請求 = 詐欺』という図式で報道している以上はワンクリは野放しになるってことは言えるけどな。」
△ 「ふーむ。マスコミの不勉強記者が悪いってことかの。マスコミの不勉強記者は顔を洗って出なおしてくるべきなのじゃ。」
○ 「まぁ、オイラもそう思うけど、こればっかりはどうしようもない。『ワンクリは現行の法律での取り締まりはほぼ不可能』っていう世論喚起する必要は絶対にあるんだけどな。」
ブログ「ワンクリサイト規制法起草案」
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ワンクリック詐欺 解説と対処法
■手口紹介
├ 1.いわゆるワンクリック詐欺系とは
├ 2.ワンクリック料金請求サイト比較体験版
├ 3.個人情報取得中の解説
├ 4.登録完了画面の解説
│ └ネット上での公開個人情報(抄)
■対処法
├ 5.基本的な対応策(無視)
├ 6.無視してはいけない例外
├ 7.不正請求メール対処法
├ 8.不正請求電話対処法
├ 9.不正請求ハガキ・封書対処法
├10.会社PCからアクセスした場合
├11.中高生等の18歳未満者の場合
├12.中高生等の18歳未満者の場合2
│ └掲示板:【勇者】親に言ってみた【無謀】
├13.お金を振込んでしまった場合の対処法
├14.お金を送金してしまった場合の対処法
├15.被害届けの書き方これがポイント!
├16.請求画面が消えない場合の対処法

├**.究極的な対処法
■法律の規定
├17.特定商取引法違反の不正請求
├18.民事上の不法行為(慰謝料等)
├19.利用規約の法的拘束力
├20.電子消費者契約法第3条による特例
├21.その他の法律規定など
├22.電子消費者契約法に基いた請求?
■個人情報
├23.不正請求サイトが把握できる個人情報
├24.プロバイダと電気通信事業法
├25.プロバイダ責任制限法に基く開示請求
├26.プロバイダ経由の請求はありえない
├27.普通のサイト!?
■撲滅編
├28.銀行口座をぶっ潰す!
├29.クレジット決済をぶっ潰す!
├30.架空不当請求の烙印を押させる!
├31.風営法届出と条例に基づく開示請求
├32.反:ワンクリック詐欺って詐欺?
├33.反:ワンクリック包囲網
├34.反:適切な通報先【まとめ】
├35.反:ワンクリサイト規制法を作ろう
├36.反:<a>タグ登録サイトは検挙せよ!
├37.反:虚偽アニメ表示サイトは検挙せよ!
■その他
├38.ワンクリック詐欺系サイトリスト
├39.某サイト運営者情報
├40.ワンクリ請求に関するアンケート調査
├41.情報交換・相談用掲示板。お気軽に。
│ ├ 銀行口座晒し専用板
│ └ ワンクリ詐欺サイト DB
├42.ワンクリック詐欺用語集

├43.上級者向け:ワンクリ撲滅大作戦

■応用編
└44.ボイス版ワンクリック詐欺対処法
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こぐまねこ帝国管理人より。

特に小中学生・高校生、未成年者の方へ。
基本的に「無視」が鉄則です。不当請求業者にメールを出すこと
も控えた方が良い訳ですが、メールを出してしまったたとしても
所詮はメールですので、さほど心配する必要はありません。


ただし、下記の行為は控えましょう。
■ 学生証や身分証のコピー等を送るという行為
■ お金を振込むという行為
└特に、親の財布から勝手に取って払うのはご法度。そういう
子はこぐまねこ帝国からの国外退去を命じます。

掲示板(BBS)とか親に言ってみたスレッドとかあるのじゃ。」


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