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「えーと、じゃあどうすれば良いのじゃ?」 |
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「まー、慌てるな。手順を書けばこんな感じになるだろう。」 |
| ■ワンクリ詐欺系クレジット決済の潰し方講座 \(・_・)
1.ワンクリサイトによるクレジット決済を発見(VISA、MasterCardは20程度確認済み)。
│ ↓
│2.クレジット決済代行会社を確認し、「信用制度であるクレジット決済を『特定商取引法第11条違反・
│ 特定商取引法第14条違反』である違法業者に利用させるとは何事だ」と強く苦情を入れる。
↓ ↓
3.VISA、MasterCardなど、クレジット決済の大元企業へ「○○というクレジット決済代行サービス会社が、『特定商取引法第11条違反・特定商取引法第14条違反』であるワンクリック詐欺系サイト××のクレジット決済代行をしている。法令に基づく通信販売規制を守らない違法業者が信用制度に参加しているがどうなっている?」と強く、強く、怒鳴り込むが如く苦情を入れる。
1→2が基本だが、実際に利用及び被害が出ないと対応が悪い場合もある。直接3へ言った方が対応は良いだろう。
クレジット決済代行会社が、VISA、MasterCard等に頭が上がることはないのだよ。(・∀・)ハッハッハ
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「ふむふむ。VISAさんとかMasterCardさんとかに直接文句を言った方が効果的ってことかの?」 |
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「んー。ケースバイケースなんだが、クレジット決済代行会社は『実際に被害が出たんですか』とか訳の分からない回答をすることもありうる。というか、ワンクリサイトにクレジット決済を利用させている時点で審査基準が緩いってことだからな。アテにはできないだろう。」 |
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「ふーむ。なるほどなのじゃ。えーと、それは良いのじゃが、特定商取引法第11条とか14条とかってのは何なのじゃ?」 |
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「あーと、簡単に説明しようか。」 |
| ■特定商取引法第11条と第14条 \(・_・)
第11条<広告の表示>※一部だけ抜粋
・法人運営サイトの場合
「名称(屋号やサイト名は×)」
「住所(地番、部屋番号まで必要。私書箱は×)」
「電話番号」
「代表者氏名又はサイト責任者氏名」
・個人運営サイトの場合
「氏名又は名称(屋号やサイト名は×)」
「住所(地番、部屋番号まで必要。私書箱は×)」
「電話番号」
上記は法律による表記義務規定であり、1つでも欠ければ第11条違反。ワンクリ詐欺系サイトで法第11条を守っているサイトはまず存在しない。
第14条<顧客の意に反して契約の申込みをさせようとする行為の禁止>
・あるボタンをクリックすれば、それが有料の申込みとなることを、消費者が容易に認識できるように表示していないこと
・申込みをする際に、消費者が申込み内容を容易に確認し、かつ、訂正できるように措置していないこと
上記の片方でも満たさない場合第14条違反になる。この14条に違反するからこそ、『ワンクリ詐欺系サイト』と呼ばれているのだ。
第12条<誇大広告の禁止>※おまけ
サイトトップには無料と書いているのに規約に有料と書いている場合、第12条違反となる。
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「おお。そうであったそうであった。」 |
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「ん。クレジットカードってのは信用制度だからな。法令による通信販売規制を守らないワンクリ業者が信用制度に入り込んでくることは認められない。」 |
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「ふむふむ。じゃあ、ワンクリサイトのクレジット決済を見つけるたびに、VISAさんとかMasterCardさんとかに『特定商取引法第11条違反・同第14条違反のワンクリック詐欺系サイト○○http://・・・・がクレジット決済を使ってる。調査して排除して欲しい。』とでもメールすれば良いのかの?」 |
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「そうだな。メールか電話か。いずれにしてもワンクリ詐欺系サイトは特定商取引法による通信販売規制を守っていることはありえない。比較的簡単に潰せるだろう。」 |
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「分かったのじゃ。予は通報をがんばってみるのじゃ。」 |
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「ちなみに、これは悪質な出会い系事業者でも使えるパターンだぜ。出会い系の場合は返金に至るケースもあったりするようだ。覚えといてくれよな!」 |