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「うにゃ。たった今ポイントを追加してしまったばかりじゃから、使ってはおらぬぞえ。」 |
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「そうか。で、ポイントを追加するボタンを押した後に『この内容で申込みます。良いですか。[ok] [キャンセル]』のような確認措置と訂正機会の提供があったか?」 |
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「うにゃ。それもなかったのじゃ。それがなかったからこそ、予は困った困ったになってるのじゃ。」 |
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「そうか。『追加したポイントを使っていない』『申込みに関して確認措置がない』の両方を満たすケースってことになるな。」 |
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「うむ。その両方を満たすケースじゃと、何か良いことがあるのかの?」 |
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「あるある。まず、確認措置がないんだから、電子契約法第3条によって錯誤無効の主張が可能だ。」 |
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「ほほー。」 |
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「で、錯誤無効の場合は追加したポイントをサイトに返さないといけない。要するに元の状態に戻すってことだな。」 |
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「ええー。( ̄д ̄)」 |
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「それは仕方ないというか当然だろ。で、皇帝閣下の場合は間違って追加したポイントを使ってないのだから返せるだろ?」 |
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「うむうむ。確かにそうじゃな。」 |
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「だから、サイトに『ポイント追加はミスクリックだった。確認措置が欠如していた。錯誤無効を主張する』とでもメールしろってことになる。(もちろん、ポイントは使っちゃダメだ。)」 |
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「うむ。でも、それでサイト側が『うん』と言ってくれれば良いのじゃが、言ってくれない場合も考えられるのじゃ。」 |
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「んー。その場合は、最寄の消費者センターなどに苦情相談すればいい。確認措置がない契約申込みってのは、いわゆるワンクリック契約になる。特定商取引法第14条違反だ。行政機関から睨みを効かせられるだろ?」 |
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「おお。なるほどなのじゃ。えーと、消費者センターの連絡先は・・・と。」 |
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「ふ。ここあたりが適当だろうな。」 |
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■ 全国の消費生活センター
HP開設の消費生活センター
メール相談ができる消費者センターは少ないようです。基本的には足を運ぶか電話での相談となります。
■ 経済産業省 消費者相談窓口
経済産業省でも消費者窓口があります。ここはメールで相談→相談室から電話をくれる。という流れになるのですが、経済産業省所轄の法律(特定商取引法、電子契約法など)である必要性があります。
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「うむ。ありがとーなのじゃ。」 |
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「どーいたしまして。」 |