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「って待つのじゃー!その何たら回復制度とやらの説明をしてから帰るのじゃー!!」 |
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「えー。オイラ急いでるんだけどなー。」 |
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「だって、このままじゃと消化不良じゃ。予は『被害回復給付金支給制度』ってのを知りたいのじゃ。頼むのじゃ。教えてたもれなのじゃ。」 |
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「まー、そこまで言われたら教えてやらないとな。えーとだな、普通は犯罪で得た収益金ってのは国が没収するんだ。」 |
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「ふむ。それは当然じゃろ。」 |
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「ん。ただ、今までは、組織的な詐欺犯罪の場合なんかはだな、組織犯罪処罰法って法律によって犯罪収益の没収ができないとされていたんだ。」 |
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「ええ!?どうしてじゃ?」 |
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「それはだな、被害者が損害賠償請求裁判なり起こして犯人からお金を取り戻すのが本来の姿なんだが、その取り戻すお金を国が没収してしまったら取り戻せなくなるだろ?だから、没収できないと規定して、被害者が取り戻せるようにってことにしていたんだ。」 |
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「ふーん。それはそれでよいのではないのかの?」 |
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「理論上はな。だけど、現実は、『暴力団こわいー』とかの理由で、なかなか一般人が損害賠償請求訴訟を起こすってのは難しい面があったんだ。」 |
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「ふむふむ。」 |
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「で、『国が没収できない』『被害者が損害賠償請求しない』って場合が多くて、その場合、犯罪収益金が犯人の手元に残るっていう矛盾みたいなのが生じてたんだ。」 |
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「ええー。そんなのは不当じゃぞ!」 |
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「だから、組織犯罪処罰法ってのが改正されて、組織的詐欺犯罪などの場合に、犯罪収益金を国が没収できるようにして、さらに被害回復金支給制度を作ったんだ。」 |
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「ふむふむふむ。」 |
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「だから、詐欺被害に遭ったと考えた場合は、必ず被害届を警察に提出すること。」 |
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「でも、一部のインチキ警察はじゃな、仕事が増えそうな場合とかに被害届の受理を拒むとかいうのじゃ。」 |
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「んー。そもそも被害届を受理しなくて良い規定はないんだが、インチキ警察が被害届を受理しないようならだな、『組織犯罪処罰法が改正施行されて、被害回復金支給制度が始まったのに、詐欺の被害届を受理しないなんて被害者軽視も度が過ぎる。公安委員会へ苦情を入れてやる。』とでも言えば受理しないって訳にはいかなるなるだろうな。」 |
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「ふーむ。エチゴ屋。ソチも悪よのう。」 |
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「『いえいえ、お代官さまこそ、なかなかのわるでございますなー。』・・・・って何を言わすんだ。」 |
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「おっほっほ。相変わらずノリが良いのう。でも、予は分かったのじゃ。警察に詐欺の被害届けを出しに行く際には、『組織犯罪処罰法が改正施行されて、被害回復金支給制度が始まったのに、詐欺の被害届を受理しないなんて被害者軽視も度が過ぎる。公安委員会へ苦情を入れてやる。』をメモして行けばお守りになるってことじゃろ?」 |
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「まー、被害届けを絶対に受理させたい場合のお守りにはなるだろうな。制度の詳細は法務省HPみてくれよな!」 |
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