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「それはそうじゃろうて。家族に内緒でしたこととかなら余計に言いづらいじゃろう。」 |
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「そうなのかもしれないのだけど、よく考えてみて。誰にも言えずに黙っていて、結果的に得するのは詐欺業者なのよ。」 |
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「う!た、たしかにそうなのじゃ。」 |
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「被害者は悪くないの。悪いのは100%詐欺業者なのよ。」 |
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「ううー。でもじゃな、頃合を計って差し支えない時に言い出そうかと思うのじゃ。」 |
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「それがダメっていうかもったいないの。こんなケースは多いんだから。被害に遭ったら速攻で開き直ること。家族に言うのは当然よ。」 |
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■ 振込みを中止できたのに・・・(´・ω・`)
振込み予約になっていた等で詐欺業者が現金を引きおろす前であり、銀行と警察に積極的に働きかければ入金が阻止できていた。
しかし、言い出せなかったばかりに、そのチャンスを逃してしまった。
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「ううー。でもじゃな、やっぱり家族には言いづらいのじゃ。」 |
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「だけどね、家族の人が闇金融業者側に寝返るなんてことはありえないっしょ?悪いのは100%詐欺業者なんだから、開き直って速攻で話す。そして速攻で動く。これが大事なの。」 |
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「ううー。頭では理解できても体が・・・・なのじゃ。」 |
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「『話すは一時の恥、話さぬは一生の恥』」 |
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「う!ううううー。」 |
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「『悪いのは100%詐欺業者』『速攻で動けば被害防止できる可能性もある』でどう?」 |
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「ふーむ。そうじゃの。速攻で動けば被害防止の可能性もあるのなら開きなるのじゃ。うむうむ。」 |