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「どうしてじゃ?裁判しようにも相手がどこの誰か分からない。たとえ分かったとしてもドロンと逃げられる。とか言っておったぞえ。」 |
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「んーとね、それは相手に現金が渡ってしまった場合の話でしょ?『お金を振り込んでしまった』と『相手に現金が渡った』は同じとは限らないでしょ?」 |
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「ほえ?」 |
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「たとえば、お金を振り込んでしまった。だけど、相手がまだ引き出していない。こんなケースだったら警察に銀行口座を凍結してもらえば返金の可能性があるでしょ?」 |
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「おおー。そう言われればそうなのじゃ。」 |
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「だから、貸します詐欺に振り込んでしまった場合は、速攻で下記をするの。相手にお金が引き出される前なら返金の可能性があるのよ。」 |
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(1)足を運んだ銀行に速攻で電話を入れて、『闇金融に振り込んでしまった旨』『これから警察へも届ける旨』を告げて入金停止を依頼する。
(2)同時に警察に速攻で電話を入れて、『闇金融に振り込んでしまった旨』『銀行へは連絡を入れたが、口座凍結をしてほしい旨』を相談する。
※速攻必須。特に休日明けの振り込み予約案件ならば入金阻止は十分に可能。
※銀行へ連絡を入れた際は、単なる組み戻し依頼ではなく振込み先が闇金融である点を強調すること。
※銀行窓口が閉まっている場合は、(1)を飛ばして(2)を速攻で実践。
↑振り込め詐欺一般に言えることですけどね。(〃∇ 〃)
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「でもじゃな、『速攻』とか書いてあるけど、警察はどうも信用できないって考えの人も多いと思うのじゃ。」 |
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「んー。確かに『警察は信用できる』なんてのは口が裂けても言えないけど、それでも今回の最悪の悪役は闇金融の貸します業者でしょ?それに、自分の大切なお金がかかってるのよ。好き嫌いを言ってる場合じゃないわ。」 |
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「つまり、『敵の敵は味方』とな!?」 |
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「うーん。その表現があってるかどうかは分からないけど、振り込み予約になっている/なっていないに関わらず速攻で入金停止工作をがんばりましょうね。」 |
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「うむうむ。銀行口座が凍結されれば、他の被害者の人の被害防止になる可能性もあるのじゃしの。」 |
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「わー、皇帝さまもたまには良いことを言うじゃないの。」 |
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「いやー、それほどでも(〃∇ 〃)なのじゃ。」 |