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「えーと、それは明日かもしれないし、10年後かもしれないのじゃ。」 |
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「要するに覚えてないってことね?」 |
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「しー!皇帝閣下が『知らない』とは言えぬじゃろ?ほれ、予とそちの仲ではないか。ここはひとつ穏便に・・・なのじゃ。」 |
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「何を言ってるのよ。博識な皇帝さまの方がよっぽど似合わないって。」 |
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「いやー、それほどでもないのじゃ。」 |
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「別にほめてないんだけど、あのね、要するに闇金融、架空請求などで得られた不法なお金っていうのはその後の犯罪に利用されることも多いから、どんどん潰しましょうって流れになってるのよ。」 |
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「あ!思い出したのじゃ!各地の財務局がそういった不正な預金口座の情報受付をしていたはずじゃ!(カンペ)」 |
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「うん。それであってるんだけど、(カンペ)って何よ?ひょっとしてカンニングペーパー?」 |
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「おっとっと。『あ!思い出したのじゃ!各地の財務局がそういった不正な預金口座の情報受付をしていたはずじゃ!』  ̄  ̄)ノ ポイッ(カンペ)」 |
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「あのねー。まーいいけど。要するに各財務局に通報受付窓口があるからそこへ情報提供するってことね。たとえば口座不正利用情報窓口(近畿財務局)とかにね。」 |
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「なぜに近畿財務局なのじゃ?」 |
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「ん?それはね、ワンクリック詐欺のところで関東財務局を紹介したからかな。」 |
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「ふーん。財務局ならどこでも良いのかの?」 |
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「いいわよ。どこに情報提供しても適所に回すってことになってるから。」 |
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「分かったのじゃ。ふっふっふ。闇金融め。予が口座をぶっ潰してくれるのじゃ!」 |