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 消費者契約法第1話「総則」



 * 【目的】第1条
 この法律は、消費者と事業者との間の情報の質及び量並びに交渉力の格差にかんがみ、事業者の一定の行為により消費者が誤認し、又は困惑した場合について契約の申込み又はその承諾の意思表示を取り消すことができることとするとともに、事業者の損害賠償の責任を免除する条項その他の消費者の利益を不当に害することとなる条項の全部又は一部を無効とすることにより、消費者の利益の擁護を図り、もって国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする。
おやぶん 「簡単に言うとどういうことなのじゃ?」
○ 「うーんとね、事業者と消費者の間に結ばれる契約でもね、『契約締結自由の原則』ってのがあって、原則として平等な立場で自由に契約を結んでいいの。」
△ 「自由ってのは良いことではないか。おっほっほ。こぐまねこ帝国も自由な国じゃぞ。」
○ 「そうなんだけどね、この原則をそのまま貫いちゃうとね、情報をたくさん持ってる事業者が言葉巧みに消費者と契約を結んでね、その契約が消費者にとってヒドイ内容だとしてもOKってことになっちゃうの。つまりね、平等を貫きすぎたせいで平等を通り越して不公平になっちゃうの。」
△ 「およよ?それはダメなのじゃ。ヒドイ内容の契約を結ばされてしまった消費者がかわいそうなのじゃ。」
○ 「でしょ。でね、しかもそうした方が経済が健全に発展したりもするからね、消費者とってヒドイ内容の契約で一定の要件を満たした場合はその契約を取り消せたり無効にしたりできるようにして公平になるようにバランスをとりましょうってことにしたのよ。」
 * 【定義】第2条
1 この法律において「消費者」とは、個人(事業として又は事業のために契約の当事者となる場合におけるものを除く。)をいう。

2 この法律において「事業者」とは、法人その他の団体及び事業として又は事業のために契約の当事者となる場合における個人をいう。

3 この法律において「消費者契約」とは、消費者と事業者との間で締結される契約をいう。
○ 「会社とか事業をやってる団体は『事業者』になるわね。」
△ 「それは分かるぞえ。で、個人が『消費者』になるのじゃ。おっほっほ。予は頭が良いのじゃ。」
○ 「うーん。残念!個人でもね、業として契約をする場合は『消費者』じゃなくて『事業者』になっちゃうの。」
△ 「およ?そうなのかの。例えばどんな例があるのじゃ?」
○ 「そうね、個人事業者はもちろん『事業者』になるんだけどね、例えばー、インターネットオークションで不特定多数に繰り返しモノを売ってる人なんかも『事業者』扱いになるわね。」
△ 「ほほう、なるほどの。でもじゃな、実は予はそれは知っておったのじゃ。ホントじゃからな。そなたが気がつくかどうか試しただけじゃからな。」
○ 「ハイハイ。でね、この消費者と事業者との間に結ばれる契約が『消費者契約』ってことになってね、この消費者契約法の適用を受けるってことになるの。ただし、後で触れますけど『労働契約』は適用除外ってことが定められてますけどね。」
 
 * 【事業者及び消費者の努力】第3条
1 事業者は、消費者契約の条項を定めるに当たっては、消費者の権利義務その他の消費者契約の内容が消費者にとって明確かつ平易なものになるよう配慮するとともに、消費者契約の締結について勧誘をするに際しては、消費者の理解を深めるために、消費者の権利義務その他の消費者契約の内容についての必要な情報を提供するよう努めなければならない。

2 消費者は、消費者契約を締結するに際しては、事業者から提供された情報を活用し、消費者の権利義務その他の消費者契約の内容について理解するよう努めるものとする。
○ 「要するにね、『事業者は消費者に分かりやすいように説明するようにしましょう。消費者は事業者の説明を理解するようにしましょう。』ってこと。」
△ 「ふーん。じゃあ、事業者が消費者に分かりやすいように説明をしなかったら契約は無効になるのじゃ。」
○ 「うーん。それも残念!努力義務って言ってね、『努力するようにしましょう』ってだけで法的な拘束力はほとんどないの。」
△ 「なんじゃと!?ではこんな規定作らなくても良いではないか!」
○ 「そんなこともないの。『努力義務に過ぎないから無視していいんだ』ってやりすぎるとね、民法第1条のね『信義誠実の原則』とか『権利濫用の禁止』とか大大大原則に違反しちゃうってことになったりもするの。」
△ 「ふーん。じゃあ、努力義務って頼りないヤツでもいた方が良いってことなんじゃな。」
○ 「頼りないかどうかは別にしてもね、やっぱりあった方がないよりは良いなってこと。」
 * 【他の法律の適用】第11条
1 消費者契約の申込み又はその承諾の意思表示の取消し及び消費者契約の条項の効力については、この法律の規定によるほか、民法及び商法の規定による。

2 消費者契約の申込み又はその承諾の意思表示の取消し及び消費者契約の条項の効力について民法及び商法以外の他の法律に別段の定めがあるときは、その定めるところによる。
△ 「うーむ。何やらむつかしめな事がかいてあるのじゃ。」
○ 「これはあんまり気にしなくていいよ。消費者契約法は民法・商法の特別法だってことだかね。」
△ 「特別法って何じゃ?」
○ 「簡単に言えばね、『民法と商法のルールを基本とするのですが、消費者契約法の規定があるものに関しては消費者契約法の規定が優先されますよ。』ってこと。」
△ 「うーむ。なるほどのう。なんとなく分かったような気もするのじゃ。」
○ 「ん。一歩ずつ一歩ずつ理解していけばいいからね。がんばれ!皇帝さま☆」
 * 【適用除外】第12条
 この法律の規定は、労働契約については、適用しない。
△ 「およよ?これは何のためにある規定なのじゃ?」
○ 「えーとね、最初に事業者と消費者の契約が消費者契約で、消費者契約ならこの消費者契約法の適用がありますよってことを書いた訳だけどね、この規定がなかったら労働契約も事業者と消費者の契約だから消費者契約法が適用されちゃうわけ。」
△ 「別に構わないのじゃないのかの?」
○ 「別に構わないと思うんだけどね。でも、労働者は労働基準法とか労働安全衛生法とかで保護されてるから消費者契約法で保護する必要がないってのが建前になってるわね。」
△ 「建前じゃと?ホンネは別にあるのかの?」
○ 「ホンネかどうかは分かんないけどね。曰本国のお役所の管轄の問題があるんじゃないのかな。横のつながりを否定するのが曰本国の行政の悪いところだからね。」
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