悪質金融業者例 | その手口 | |
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登録詐称業者 | 広告に一見それらしい架空の名称や登録番号を使用したり他の貸金業者の名称や登録番号を使用するなど、登録貸金業者を装う無登録業者。 貸金業登録されていない電話番号を広告に使用することは認められていないため、連絡口となる電話番号が無登録という点から見破ることができる。もちろん、まっとうな融資が行われることはない。 |
![]() 『実質年利2.0%』『90日間無利息』『300/500/800/1000万円(個人業者)』など、採算が取れないような宣伝文句は論外ですじゃ。 『審査が甘い』『柔軟な審査』『ブラックでもOK』『他社借入○社まで』『債務一本化』『どこよりも簡単』『他店で断られた方』『借りやすい』『低金利』『安心』などの宣伝文句も避けた方が無難ですじゃ。 advertisements. |
090金融 |
広告に携帯番号や業者名程度の表記のまま、違法な高金利融資を行う。小口融資であることが多い。 携帯番号での貸金業登録はできず、また、登録していない電話番号を広告に使用することは認められていないため、携帯番号での広告の時点で闇金と判断できる。こちらもまっとうな融資が行われることはない。 | |
転送電話金融(仮称) | フリーダイヤルや固定電話の電話番号を表記しているが、実際は転送電話サービスを悪用して携帯に転送させている。実質的な090金融。フリーダイヤルは詐欺に悪用されやすいため注意が必要。 | |
無登録広告 | 貸金業登録のある業者であるが貸金業登録していない電話番号等で広告宣伝を行い、そして詐欺・高金利などの悪事をはたらく。行政からの追及に対して「その電話番号はウチとは関係ない」などとシラを切って処分を免れようとする。 | |
トイチ | 東京都知事登録業者で登録後3年未満の業者(特に個人業者)のこと。「東京都知事(1)第*****号」「都(1)*****」と表記されるためトイチと呼ばれる。トイチの個人業者はとにかく悪質業者が多い。中には詐欺目的で貸金業登録をするバカもいる。地方在住の人はトイチの個人業者には絶対に関わらないこと。 | |
名義貸し (貸金業登録) | 悪質業者が貸金業登録の名義人(個人)として名義を貸せば融資する、迷惑はかけないなどと誘い、そして詐欺の隠れ蓑として利用されてしまう。一番悪いのは名義を貸せと言ったヤツなのだが、名義を貸した方も同罪であり、一生を潰したくなければ絶対に断ること。 | |
融資保証金詐欺 |
融資契約をした後に、保証料と称して手形や小切手、現金などを送らせ、そして融資を実行せずに逃げる。 貸します詐欺の典型例。消費者から融資前に現金、商品等を送付してはならない。 | |
信用実績作成詐欺 |
「今の貴方の信用情報では貸せない。ただし一旦返済したという実績を作ることによって融資が可能になる」等とあざむき、大手金融会社等で借り入れさせたりし、そして先にお金を振り込ませたり家電等の商品を送らせて騙し取る。 これも貸します詐欺の典型例。とにもかくにも融資前に消費者側から金品を送ってはいけない。 | |
名義貸し (アルバイト) |
「お金を借りるだけのアルバイト」などの名目で雇い、消費者金融会社から金銭を借りさせて、一定のアルバイト料を支払った上で「返済はこちらでやっておく」と発行されたカード(暗証番号も)もろとも金銭をだまし取る。騙し取ったお金とカードで返済と借入を繰り返す偽装を施すため、その返済が行なわれている間は発覚しにくく、長期間経過したのちに被害が発覚することが多い。 アルバイト内容からして怪しさ満開だが、消費者金融関係のアルバイトは敬遠する方が良いだろう。 | |
架空請求 |
クレジット会社等から債権を譲り受けたと偽って債務の返済を求めたり、使ってもいないアダルトサイトの使用料を請求して指定する金融機関の口座に金銭を振り込ませてだまし取る。 これは闇金融というよりむしろ架空請求に分類される。架空請求は無視が鉄則。ただし、裁判所経由の郵送物は無視しない(※裁判所経由と詐称することもある)。 | |
整理屋 |
「あなたの債務を整理・解決します」などと広告し、多重債務者から「整理手付金」といった名目で現金などを預かり、整理をしないでだまし取る。 弁護士や認定司法書士以外はできないが、整理屋と提携・名義貸しを行う悪質弁護士がいたりもする。 | |
紹介屋 | 低金利で融資する宣伝文句で客を呼び込み、「今のあなたの信用状態ではうちでは貸せない。ほかの店を紹介する。」などと言って他の店で借りるように指示し、そこで借入た金銭の一部を紹介料として騙し取る。 | |
個人情報収集屋 | あからさまに有利な条件広告(おとり広告)を出して申込みをさせる。この業者自体は紹介行為も詐欺行為もしないため表面化しにくいが、入手した個人情報を悪質金融業者に回す。 | |
無登録債権回収 | 貸金業登録のみでサービサー登録がないままに債権回収業を営む。法務省はもうちょっとしっかり把握して取り締まるべし。 | |
システム金融 |
自営業者等に対して「即日で融資する」との宣伝文句としてダイレクトメールやFAXなどで勧誘する。商工業者当が勧誘に応じると担保代わりに手形や小切手 を送らせ融資する。借り入れ者名簿のようなものを複数の悪質金融業者で共有し、現在借している業者は取立てを厳しくする一方で、別の業者が借り換えの勧誘をする。手形や小切手を担保に取られているため、「不渡りによる会社倒産」という弱みに付け込まれて、違法な高金利の借入れが雪だるま式に膨れ上がる。 頼んでもいないダイレクトメールやFAXなどでの迷惑宣伝に良質業者はいない。 | |
押し貸し (押し付け融資) |
どこかから入手した債務者名簿などに基づいて、契約もないまなに無断で債務者の銀行口座に現金を振り込み、そして法外な高金利利息を請求する。 なお、押し貸しは不法原因給付に該当し、元金を含め返還義務はないと考えられる。 | |
年金担保金融 | 年金証書や印鑑、通帳を担保に貸し付けを行なう。印鑑と通帳を預ける以上は、返済名目等で無断で引き出されてしまうことがある。罰則付きで禁止されている融資類型。 | |
チケット金融 |
チケット(新幹線チケット、高速回数券など)を代金後払いという形で販売し、消費者にチケットを指定した金券ショップなどに持ち込ませることで現金化させ、そして販売金額を返済させる。現金化した受取金額と返済金額との差額を利息と考えると、法外な利息であることが分かる。 悪質貸金業者とチケット屋がグルであったとしても、その証拠がつかみにくい。 | |
家具リース金融 | 債務者の家具一式を買い取る売買契約を結び売買代金としてお金を渡す。家具はそのまま消費者が利用できるが、その家具を業者が債務者にリースするリース契約を結ぶ。そのリース料が法外な利息に相当する。 | |
車リース金融 | 債務者の自家用車等を買い取る売買契約を結び売買代金としてお金を渡す。自動車はそのまま消費者が利用できるが、その自動車を業者が債務者にリースするリース契約を結ぶ。そのリース料が法外な利息に相当する。 | |
買取屋 (換金屋) |
債務者にクレジットカードで換金可能な商品を買わせ、その商品を安く買い取る業者のことをいう。消費者には一時的に現金が入ることになるが、クレジットカードを利用した債務負担は全額残る。 「クレジットカードの枠を現金化」などでの宣伝広告していたりする。 |
↑貸します詐欺被害防止対策 | ||
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