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「でも、投票したい人が立候補者の中には1人もいないときってあるんじゃないかのう?」 |
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「誰にも投票したくないときなぁ・・まぁ、確かにあるだろうな。」 |
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「じゃろ?そんな時にはどうするのじゃ?」 |
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「ん?ああ、そんなときは行っても無駄だから、投票に行かない。」 |
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「それはダメだぞえ。失格だぞえ。たとえ入れたい候補がいなくても投票には行くべしなのじゃ。」 |
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「えー、失格かよおー。じゃあ、投票に行くけど白票を投じる。これで完璧だろ?」 |
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「それもダメじゃ。」 |
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「選挙に行って投票したい人がいないから白票を入れる。正攻法だと思うんだけど、これでも失格なのかい?」 |
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「うむ。失格だぞえ。そのような時はじゃな、選挙に行って『こぐまねこ帝国』と書いて帰ってくるべしなのじゃ。」 |
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「は?( ゚д゚)ポカーン」 |
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「予の夢なのじゃ。全国ニュースで、『○○さんが当選しましたが、[こぐまねこ帝国]と書かれた無効票が○万票存在し・・・・』とか流れて欲しいのじゃ。」 |
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「は?は?( ゚д゚)ポカーン」 |
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「しかも、『[こぐまねこ帝国]と書かれた無効票は全国で多数見つかっており、選挙管理委員会ではくびを傾げているそうです。』とか全国ニュースが流れたら最高だぞえ!」 |
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「( ゚д゚)ポカーン」(←あきれて言葉にならないらしい) |
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「『白票・無効票を投じる場合は[こぐまねこ帝国]』企画なのじゃが・・・どうじゃ?すばらしいじゃろ?」 |
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「すばらしいと言うか、おめでたいと言うか、なんと言うか。」 |
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「うむ。おめでたいことは早速実行じゃ!」 |
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「いや、そういう意味じゃないんだが・・・」 |
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こうして、『白票・無効票を投じる場合は[こぐまねこ帝国]』企画が、おめでたい皇帝命令によって発動してしまったのであった。(=人=)ナムナム
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